子どもの歯ならびお助け歯科衛生士

お口から心もカラダも健康な子どもたちを増やし、家族の笑顔に繋げる!

私が離乳食で悩んでいたこと

【私が離乳食で悩んでいたこと】

 生まれてから離乳食開始までに、
お口の機能を改善したり、
お口の機能に問題がない赤ちゃんが
きちんと指導された離乳食を与えているのに、
どうして後から、お口の機能や歯並びに
問題が出てくるんだろう🤔

 (※生まれてから離乳食開始までに、
お口の機能に問題がある赤ちゃん
については当てはまりません)

一般的な離乳食は

離乳食初期(生後6ヶ月~)
舌の前後運動/くちびるを閉じる
口の中に舌を入れ、食物をとりこませる捕食をさせる
→液体部分のない均等なペースト状

離乳食中期(7.8ヶ月~)
舌の上下運動/口角が横に同時伸縮
食物を舌で押しつぶし
喉に送り込む成熟嚥下の基本を習得する
重要な時期
→豆腐やプリンのような柔らかく形の崩れない均質~舌でつぶせる硬さの食材を中心に
※コップ飲みの練習開始

離乳食後期(9.10ヶ月~)
舌の左右運動/口角が噛む側に偏側伸縮
舌で左右の歯ぐきに食物を振り分け、歯ぐきで
食べることで舌を顎堤内に入れ食べる時期
→大根の煮つけ、バナナのような舌だけでは
つぶせない中期より硬めのもの

離乳食完了期(1歳~)
成熟嚥下ができるようになっているか
臼歯の生え方をみて、徐々に大人と同じ食事へ
手づかみ食べを積極的にさせる

簡単に説明すると、こんな感じです。

舌がこんなふうに動く時期だから・・・
中期は大事な時期だから、食物は舌と
上あごでつぶせる硬さに・・・

食物の硬さは離乳食前期に戻らないで!

ミルク以外の味に慣れさせ、味覚を広げるため
いろんな物を食べさせてあげてくださいね!

お子さんの健全な発育を願って、たくさん調べ
忙しいなか毎日頑張って離乳食を与えている
そんなお母さんたちに、自分もきちんと
できていなかったことを伝える葛藤・・・😔

「硬さを考えたら
豆腐やかぼちゃ、芋ばかりに」

「月齢に合わせて作られているレトルト頼り 」

「とにかく食べてもらいたいから刻んだり
柔らかくしたりペーストに近いもの」

どうすればいい?なぜそうなる?

そして出会った、赤ちゃん主導の離乳食BLW

・お口の機能
・歯並び
・栄養
・五感
・食べる意欲
・便秘、膨満感
・嘔吐反射、むせる
・手指の巧緻性(器用さ)
・姿勢
・アレルギー

これらの悩みに対する答えが
ようやく見つかりました。

もちろん、お口の発達について知って
おいていただくことは大切なので、いまは
「一般的な離乳食」と、
歯科食育の考えに合った
「赤ちゃん主導の離乳食=BLW」
の二通りをお伝えして、お母さんたちに
選んでいただいています☺️



お口ぽかんの子が多いだけでなく、
写真のように上の歯も下の歯も、
大人の歯並びがきれいに生えるための
隙間(発育空隙)がしっかりある
子どもたちが少ないです🦷

ハグタイムHPむし歯や歯並びに悩む子育てママのための食育と口育サポート