赤ちゃんのお口はとっても可愛いです。
これはおっぱいを飲みやすいように
富士山のようなかたちになっています。
ですが、最近の赤ちゃんや子どもたちは
多くの子がお口ぽかん･･･
職業柄、ついつい人の口元を見てしまいます。
幼稚園でも、公園でも、イベント会場でも
本当にお口が開きっぱなしだったり
歯並びが悪い子が多いと感じます。
むし歯のないお子さんは増えていますが
口呼吸、食べ物を上手くかめない飲み込めないなどの
口腔機能発達不全症のお子さんは増加しています。
理由としては、｢お口ぽかん｣が
からだに悪いことだと
知らない人が多いからだと思います。
｢お口ぽかん｣は多くの病気を引き起こし
見た目や歯並びが悪くなるだけでなく
発育、発達にまで影響を及ぼします。
アメリカなど海外では、口呼吸による
閉塞性睡眠時無呼吸がADHDの
原因のひとつとして考えられています。
むし歯が減少している1番の理由はお母さんたち世代が
むし歯に苦労した経験をもっている人が多く
我が子には同じ苦労はさせたくないと思い
頑張って歯みがきや歯医者に見てもらうのを
頑張っている！加えてメディアや教育機関の
啓発活動のおかげだと私は思います。
(まだまだフロスの普及率は悪いですが･･･)
これからは｢口腔機能発達不全症｣という病気を
多くの人に知ってもらう必要があると思っています。
歯科食育士、口育士の資格をいかして
お話会やお子さんに合った
お口ぽかん(口腔機能発達不全症)の
改善指導もしています🦷
